FPに関する資格について

FPに資格は必要?

私は、1級ファイナンシャル・プランニング技能士であり、CFP®であると自己紹介させていただいておりますが、そもそもこれらの資格がどのようなものかをご説明させていただきます。  

少し以外と思われるかもしれませんが、「税理士」と違い、「FP(ファイナンシャル・プランナー)」は単なる職業の名称に過ぎないため、だれでも、自由に、その名称を名乗ることができます。ですので、資格の裏付けのない自称「FP」や自称「ファイナンシャル・プランナー」 の方もいらっしゃいます。自称が可能な理由は、この名称を使用するのに、特別な実務経験や資格試験に合格する必要がないためです。  

ところで、国家資格として厚生労働省の所掌する「技能士」という称号があるのをご存じでしょうか。FPにも、この「技能士」資格があります。私の「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」という資格は、ほかの技能検定、例えば「1級型枠施工技能士」、「1級左官技能士」、「1級ウェブデザイン技能士」などと同様に、1級の技能検定試験に合格した者だけが使用できる名称なのです。ちなみに私は、厚生労働大臣の署名の入った、「1級技能検定合格証書」を令和元年11月6日にいただきました。  

もう一つ、CFP®という資格についてご説明します。CFP®は、CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®の短縮形で、直訳すると、認定されたファイナンシャルプランナーとなります。CFP®の「C」はCERTIFIED(認定された)の「C」で、CPA(公認会計士、直訳ですが、公に認定された会計士)の「C」と同じです。私がCFP®として所属している日本FP協会のホームページでは「世界24ケ国・地域で認められ、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明する上級資格」であると説明しています。CFP®は、2年ごとに所定の継続教育や実務研修を修了することで、その資格の更新が認められております。また、CFP®は、会員倫理規定などの諸規定順守の約定書に署名しています。なお、1級の手前に2級があるように、CFP®の手前にはAFP®という資格があります。詳しくは日本FP協会のホームページをご覧ください。  

1級ファイナンシャル・プランニング技能士及びCFP®の名に恥じぬよう精進し、お客様のお役にたてるようになってまいります。どうか、よろしくお願いします。